愛犬の歯みがきの導入について
皆さま、こんばんは。
10月は本当に良い季節ですね。愛犬とのご旅行も増える時期だと思います。
公共のマナー(排泄場所、排泄してしまった時の処理の仕方、排泄物のごみの捨て方など)を守りながら、愛犬との楽しい思い出作りをされて下さいね♪
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早速ですが、今愛犬家の中では、「歯みがきブーム」のようですね。様々なところでセミナーや講習会が開催されていると思います。
私たち、Dog dental care training society もその中の1つの団体です。
私たちの団体は、歯の知識などを重点に伝えるよりも、飼い主さんが一番知りたいと感じていらっしゃる「歯みがきの導入の仕方」をしっかりと伝えていくことを主体としています。
歯周病の話や、歯の知識は獣医師さんからお聞きになられている方も多いと思います。
なぜ歯みがきをすることが大切なのかを知って頂くために、歯の知識のことも取り入れて話をさせて頂いているんですね。
ただ単に、愛犬の歯磨きをしたほうが健康に良いから始めましょう!なんて言っても、何の説得力もないと思いますから…。
「歯みがきの導入の仕方」はドッグトレーナーがドッグトレーニングとして一番関われる大切な部分です。
動物行動学の学習理論に基づいた方法で、個々の愛犬の状態を観察しながら、それぞれに合ったレベルでアドバイスしていきます。
以前、私の愛犬 きなこの口の中は、口臭がひどく、歯垢も溜まりやすく、お口の中の環境があまり良くない状態でした。
歯みがきを導入した当初は、初めから慣れていたわけではありませんし、慣れるまでには諦めない飼い主側の根気も必要です。
今では、口臭もほとんどなくなり、歯ブラシも日課のようになっています。
導入の秘訣は、愛犬へ無理をさせない、嫌がるほどさせない、ことが大切ではないかと感じています。
楽しく愛犬への歯みがきに取り組めれば、途中であきらめてしまったり、やめてしまったりすることも少なくなってくるのではないでしょうか!
ここで、すでに歯みがきに取り組まれている飼い主様にちょっと質問です♪
★皆さんの愛犬の歯みがきの好き具合はいかがでしょう?★
1.歯ブラシを見ると逃げ回ったり、顔を背けていませんか?
➡このトイプードルの子は歯ブラシに対して、嫌なことをされた経験がないので、お口の前に歯ブラシが来ても、顔を背けたりはしていません。
2.無理やり歯ブラシを愛犬のお口の中に入れて、嫌がっていませんか?
➡このトイプードルの子は歯ブラシがお口に近づいた時、自らお口を開けてくれています。歯ブラシで痛くされた経験などしていないので、嫌がったりしていません。
3.お顔やマズルに触れられることを嫌がっていませんか?
➡このトイプードルの子は、マズルを触られたり、抑えたりしても平気なようにパピーの時期からしっかりと触る練習をしてきました。そのため成犬になっても、マズルをこのように触られても暴れたり、嫌がったりしていません。
まずは、愛犬がどんな状況なのか、しっかりと飼い主さんのほうで把握して頂くこととはとても大切なことです。
その上で、愛犬の歯みがきについて正しい知識を得て、そして愛犬への歯の負担が少ない歯ブラシを選んで頂き、歯みがきを取り入れて、健康維持に努めていければいいですね。
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